9月10日にトライアル(試用)版がスタートした、信濃毎日新聞社の学校向け学習支援サイト「シンマイEGG(エッグ)」。サイト内にある「新聞作りアプリ」を使い、上伊那郡飯島町の飯島小学校4年生が9月25日、国語の授業で新聞作りをしました。信毎が学校を訪ねて授業をする「出前授業」で、このサイトを活用したのは始めてです。

飯島小では4年生の2クラス、約60人が長野市で社会見学をした際の体験をタブレット端末などでまとめました。

 子どもたちは9月12日の社会見学で同市の善光寺や県庁、城山動物園を訪問。この日の出前授業では、信毎社員に記事の書き方を学び、執筆に挑戦しました。シンマイEGG内の「新聞作りアプリ」を使い、作成画面に文章、見出し、写真を入力していきます。作成途中でも紙面の様子を確認することができるため、児童は実際の紙面のような出来栄えに「自分がすごい人みたいな感じ」と満足そうでした。

 1組担任の教諭は「文字を手書きすることに抵抗がある子どもが増えている。表現する段階のハードルを下げられればありがたい」と話していいました。

 シンマイEGGのトライアル版(無料)は新聞作りアプリだけでなく、信毎紙面に載った身近なニュースを選び、読みやすいよう記事に振り仮名を付けて再編集した「地域ニュース」、記事を使った「学習シート」も提供しています。朝の始業前に地域ニュースを読んだり、学習シートをドリルとして活用したりと、さまざまな使い方を試してください。問い合わせ・申し込みはQRコードから。