新聞にはいろいろな情報がたくさんのっています。その文字数は、なんと朝刊１部あたり文庫本２冊分！そこで、どこにどのような記事があるのか、読む人にとって必要な情報がすぐ探せるよう工夫されたつくりになっています。

　 新聞では、社会で起きる出来事をいくつかの分野に分け、ページごとにのせています。新聞のページのことを「面（めん）」といいます。

　各面の欄外（日付のヨコ）には、このページがどの分野のニュースが集まったページなのかを示す名前がのっています。右の図の場合は、31ページの「第一社会」面ということになります。テレビ欄にも「テレビ」という名前がちゃんと入っています。
　それでは、新聞を構成している主な面を紹介しましょう。

このほかにも、社説や投稿欄のある解説のページや特集面などがあります。どんなページがあるかみなさんも探してみましょう。

　題字のある１面には、紙面案内の役目を果たすインデックスがついています。インデックスは、単にページを案内するだけでなく、その日の重要ニュースをいくつかタイトルで紹介もしています。

　 ページの探し方がわかったら、次はいよいよ記事を見ていきます。まずはページ全体をながめてみましょう。

　 紙面をながめると、まず目にとびこんでくるのが見出し（大きな文字）や写真・イラストですね。見出しは記事の案内標識。この記事が何について書かれたものなのかを短い文で教えてくれます。たくさんの情報がつめこまれている新聞を読むときには、まず見出しや写真に注目してみましょう。