信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

美ケ原高原
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入笠山
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上高地 パネル展示
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槍ケ岳観光4代目社長
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山小屋、様変わり 新型コロナ対策、八ケ岳「赤岳天望荘」
2020/07/29 11:09
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 八ケ岳連峰の主峰・赤岳(2899メートル)山頂近くの山小屋「赤岳天望荘」は今季、新型コロナウイルス対策を徹底している。宿泊の受付人数を従来の200人から90人に減らし、ビュッフェ形式の食事をやめて1人ずつ使い捨ての容器に配膳する方法に切り替えた。23日に小屋に宿泊し、例年と様変わりした山小屋の様子を取材した。

 例年は食堂や談話室で他のパーティーの人と会話する姿が見られるが、今季は自粛しているせいか、会話をしている人は少ない。大部屋は宿泊に使わず、感染が疑われる人が出た場合、隔離部屋にする予定だ。二段ベッドを手作りして個室の収容人数を増やした。

 食事に使ったプラスチック製容器は、感染予防のために捨てる。寝具も使い捨てのシーツと枕カバー。赤岳天望荘を運営する会社の藤森周二社長(56)は「エコの流れには逆行するが、今季は仕方ない」。コップ類は洗う際に感染リスクがあるため、生ビールの提供をやめた。

 高地のため息苦しくなるリスクがあるが、共有スペースでマスクを自主的に着けている登山者が目立つ。マスクとフェースシールドを着けていた女性(69)=東京=は「宿泊者も自分で対策しなければ」。

 小屋は4連休中、茅野署などと連携して新型コロナに対応した山岳救助訓練を実施した。梅雨明け後の本格的な夏山シーズンに向け、藤森社長は「スタッフは対策を徹底するが、登山者は過度に意識せずに山を楽しんでもらいたい」と話した。

写真説明:使い捨ての容器に夕食を盛り付けるスタッフたち=23日午後4時17分


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