夏山シーズンを前に、日本アルプスや八ケ岳、御嶽山など県内50座の登山時の注意点が記された「信州山カード」が完成し、県警が29日に県庁で披露した=写真。
縦6・3センチ、横8・8センチで、表に県警ヘリから撮った山の写真、裏に主要ルートの距離や標高差などを示した。QRコードを携帯端末で読み取ると、より詳しい情報を入手できる。20万枚作った。
山岳遭難救助隊員らが登山相談所に詰めたり、山をパトロールしたりする際に配る。ダムカード人気に着想を得たものの、県警山岳安全対策課は「マニア向けではなく的を射た登山指導のためです」と遭難防止に切実だ。