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御嶽山 開山式
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北ア山岳診療所
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妙高山系 安全祈願祭
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御嶽山
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中ア 写真集
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北ア、山岳救助にドローンを 安曇野で有志が訓練
2020/06/19 11:15
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 北アルプスで小型無人機ドローンを使った山岳救助サービスを展開しようと、有志らが「安曇野安全登山推進プロジェクト」をつくり、18日、技術の実用化訓練を安曇野市の長峰山で行った。遭難者の小型発信機の電波をドローンが拾い、救助につなげる仕組み。遭難者に見立てて山中に置いた発信機の電波から位置情報をある程度特定できたという。

 同プロジェクトは、山岳映像カメラマンの加々美昌明さん(57)=安曇野市明科中川手=が「山での行方不明者をなくしたい」と昨秋、県内外の山岳ガイドや医師ら約30人で設立。小型発信機を使った遭難救助サービス「ココヘリ」の運営会社(福岡市)、捜索やドローン操縦を担うNPO「岳飛(がくと)」(安曇野市)と連携し、7月中旬から安曇野市の中房温泉の登山口で発信機を貸し出す予定という。

 登山者が携帯する発信機は重さ約20グラム。この日使ったドローンは重さ1キロ弱。操縦は岳飛代表で市内で登山用品店を営む山岳ガイド太田毅彦さん(51)=安曇野市穂高=が担った。

 ドローンに付けたアンテナが発信機の電波を半径3〜5キロの範囲内で受信。その電波の強さから発信機のある位置座標を絞り込んでいき、約15分で1・2キロほど離れた山中に置いた発信機の大体の位置を特定した。

 会員家族の救助要請や県警ヘリコプターが飛べない時などに出動するといい、ココヘリ運営会社の八木沢美好専務(65)=神戸市=は「ドローンは機動力に優れている。取り組みを通じて登山で悲しむ人が少なくなってほしい」。加々美さんも「多くの人が山を安全に楽しめるようお手伝いをしたい」と話している。

写真説明:小型発信機の電波をキャッチするドローン


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