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浅間山 警戒レベル1
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八ケ岳 雪化粧
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乗鞍岳 初冠雪
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浅間山入山規制緩和へ 噴火警戒レベル「1」に
2019/11/07 10:57
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 気象庁は6日、浅間山(長野・群馬県境、2568メートル)の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げた。10月上旬から火山性地震などが少ない状態が続き、火山活動が低下。火口から0・5キロを超える範囲に影響を及ぼす噴火の可能性が低くなったと判断した。山麓の小諸市は安全を確認した上で、8日にも登山道の立ち入り規制を火口周辺おおむね2キロから0・5キロに緩和する。

 市は現在、登山道の「賽(さい)の河原分岐点」から外輪山の前掛山(まえかけやま)(2524メートル)山頂までの立ち入りを規制。7日に浅間連峰地区山岳遭難防止対策協会(事務局・小諸市)や小諸署などが同分岐点先の登山道を点検し、前掛山山頂まで登れるか判断する。台風19号による影響も確認する。

 同庁によると、火山性地震の回数は10月上旬から各日一桁が続き、火山ガス(二酸化硫黄)放出量は1日当たり100トンほどとやや少ない状態で推移。深部からのマグマ上昇を示す地殻変動や火山性微動は観測されていない。ただ、火口から0・5キロ以内に影響するごく小規模な噴火の可能性はあるとしている。

 10月上旬以降は火山性地震のうち急増するとマグマの上昇が懸念される比較的高周波の地震のほか、8月の噴火前に増えた基準以下の微小地震も減少。同庁地震火山部は、2014年頃から火山性地震が多くなっていた火山活動が「一段落したと言えるかもしれない」との見解を示した。

 浅間山は8月7日夜に約4年2カ月ぶりに噴火。火山性地震の急増といった予兆が確認されず、マグマの熱で地下水が水蒸気になって膨張する小規模な「水蒸気噴火」とみられた。同庁は07年の噴火警戒レベル導入以降、浅間山では初めてレベルを1から3(入山規制)に引き上げた。

 同月19日に噴火警戒レベルを2に引き下げたが、同月25日にも同様に噴火。ただ、噴火警戒レベルは2を継続していた。登山道以外の区域は災害対策基本法に基づき、火口から4キロ以内の立ち入りが禁止されており、レベル引き下げ後も継続する。


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