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御嶽山
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北ア唐松沢雪渓は氷河 学術的に認定、県内2カ所目
2019/10/03 10:23
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 北アルプス唐松岳(2696メートル)の唐松沢雪渓(北安曇郡白馬村)が、氷河だと学術的に確認されたことが2日、分かった。村や新潟大などでつくる調査団が論文を日本雪氷学会(東京)に提出し、受理された。県内では、2018年1月に認められた北ア鹿島槍ケ岳のカクネ里雪渓(大町市)に続き2カ所目。

 氷河の認定要件は、降雪でできた巨大な氷の塊「氷体」が斜面を流動していること。調査団は18年9月、唐松沢雪渓下部に厚さ平均25メートル、長さ約1キロの氷体を確認し、衛星利用測位システム(GPS)の通信機器を付けたポールを5カ所に埋めた。氷体は29日間で約25センチ、下方に動いていたことが分かり、今年7月末に論文を提出していた。

 調査団は発足した18年6月から、同雪渓が氷河である可能性を指摘してきた。調査団によると、氷体ができるには、厚い積雪をつくる地形が必要。唐松岳は同雪渓上部の岩壁が広く急なため雪崩が起きやすい一方、同雪渓の谷は深く雪がたまりやすい地形で、条件を満たすという。

 同雪渓は、これまでに氷河と認定された富山県5カ所、長野県2カ所では最北部に位置する。調査団長で新潟大理学部の奈良間千之准教授は、北ア北部には他にも氷河がある可能性があるとみている。奈良間さんは6日午後2時10分から、白馬村ウイング21で開く「HAKUBA山フェスタ」で調査結果を報告する。


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