信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

北ア 涸沢
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上高地
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御嶽山
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北ア 焼岳小屋
北ア 焼岳小屋


学校登山 5年ぶり御嶽山 木曽の開田中など再開計画
2019/07/15 10:16
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 2014年9月の噴火災害以降中断されていた御嶽山への学校登山を再開する動きが木曽郡内で出ている。木曽町開田中は19日、5年ぶりに1、2年生が山頂の剣ケ峰(3067メートル)を目指す。同町三岳小も9月に高学年による剣ケ峰登頂を計画。「暮らしと共にあるお山に触れさせたい」とし、入念な準備で臨む。

 木曽郡内では噴火前まで、全8中学校のうち7校が御嶽山に集団登山をしていたが、開田中など6校が中央アルプスの駒ケ岳に、南木曽中(南木曽町)が南木曽岳に行き先を変更していた。

 一方、山頂への登山規制は昨秋解除され、今年は夏山シーズンも登れるように。これを受け、開田中は保護者の了解を得て、黒沢口から往復する日帰り登山を計画。県認定の御嶽山火山マイスターらを講師に注意点を学んできた。12日には1、2年生全16人が事前学習の結果を発表。初めて登る2年生の中川響さん(13)は「ライチョウを見てみたい」と意気込む。

 同校はどの教室からも御嶽山が見え、「まさに暮らしと共にある存在」と手塚幸宏教諭(49)。噴火から時間がたつにつれ、登ったことのない子どもが増えるのを残念に思ってきたという。

 三岳小がある三岳地区では、長年御嶽山登山をしていた三岳中が16年に閉校。子どもたちが進学する木曽町中が現時点で御嶽山登山再開は検討していないこともあり、小学生のうちに登る機会を―との思いから、危険回避策や登山届けの書き方などの事前学習をした上で、昨年9月に高学年が9合目の山小屋まで登山。今年は剣ケ峰を目指す。

 川上明宏教頭(54)は「三岳の子にとって御嶽山は特別な存在。登山と通じて御嶽山のさまざまな面を学ばせたい」と話している。

写真説明:御嶽山登山の事前学習成果を発表する開田中の生徒たち


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