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千畳敷の雪中で熟成 大自然の味わい「アップルバター」
2019/05/23 11:05
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 飯島町の会社「信州KornuKopia(コルヌコピア)」が、中央アルプス千畳敷カール(標高約2600メートル)の雪の中で熟成させた「アップルバター」を発売する。リンゴを煮詰めてペースト状にした品で、同社は2013年の設立から製造販売。雪中での熟成は初の試みで、社長の池上ジェニーさん(63)らが22日、昨年12月に埋めたアップルバターを掘り出した。

 池上さんによると、アップルバターはドイツから米国へ移住した人々が17世紀半ばごろから作るようになった。米国テキサス州出身の池上さんは、結婚を機に飯島町へ移住。上伊那地方のリンゴのおいしさを知り、母国で親しんだアップルバターなどを製造販売する同社を設立した。

 雪中での熟成は、取引先の大手デパートの担当者から「製品価値を高められないか」と求められ、池上さんが発案。2年前に試験的に取り組み「一定の温度で熟成することで甘さと味の深みが増した。まさに大自然の恵み」と手応えを得ていた。

 この日は、池上さんら3人が作業。スコップで1時間ほどかけて雪を掘り進め、約2メートル下から包装したアップルバターが入ったケースを掘り出した。池上さんは「お客さんの反応が楽しみ」と話していた。150グラム入りの瓶約700個分の量で、早速瓶詰めする。

 瓶のラベルには千畳敷カールをデザイン。県内では、6月10日ごろから中央道駒ケ岳サービスエリアや池上さんの自宅の池上酒店(飯島町)などで販売する。千畳敷カールにあるホテルの標高にちなんで1瓶2612円(税別)の予定。都内などのデパートでお中元向けとして、3個セットに木製のバターナイフを付けて1万円(同)で200セットを販売する計画もある。

写真説明:千畳敷に積もった雪の中からアップルバターの入ったケースを掘り出す池上さん(右)ら


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