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3年目「山の日」
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四阿山、刻んだ1300年 上田で14日にお祝い
2018/08/08 11:30

 上田市、須坂市、群馬県嬬恋村境にそびえる日本百名山の四阿山(あずまやさん)(2354メートル)がことし、開山1300年を迎えた。麓の上田市真田町では山頂にある神社の奥宮が建て替えられ、ゆかりの戦国大名真田氏と山とのつながりに焦点を当てた企画展示が開かれるなど、節目に合わせた取り組みが行われている。

 四阿山は白山(石川・岐阜県境、2702メートル)を開山し、「白山信仰」を成立させた僧・泰澄の弟子浄定(きよさだ)が718(養老2)年、白山信仰の「白山比〓神(しらやまひめのかみ)」を祭ったのが始まりとされる。真田氏も下流域を広く潤す「神川(かんがわ)」の源として守り、あがめてきた。

 真田町にある山家(やまが)神社は四阿山がご神体。山頂には群馬県側を向く西宮(にしのみや)と、長野県側を向く東宮(ひがしのみや)の奥宮二つが鎮座している。老朽化が進んだため西宮を2015年、東宮を今夏建て替えた。東宮は5月からボランティアや氏子の力を借りて資材を運び上げ、7月22日に現地で完成を祝った。8月14日に山家神社で改めて住民らと祝う。押森慎(まこと)宮司(34)は「水の神としての四阿山のありがたみを住民らと分かち合いたい」と話す。

 真田町の市真田氏歴史館は10月1日まで企画展「真田一族が崇敬した四阿山〜上田一高い山の神〜」を開催。真田幸綱(幸隆)らの名が見える奥宮の古扉や、四阿山の管理を担った「別当」と呼ばれる家系に関する史料などを展示している。問い合わせは同歴史館(電話0268・72・4344)へ。

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