白馬村の白馬郵便局は20日から、北アルプス白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ケ岳)の写真を印刷した切手シートを販売する。白馬商工会が村の魅力を発信しようと、山岳を生かした郵便商品づくりを提案したのがきっかけ。四季で異なる三山の表情などを82円切手10枚に収めた。
切手の大きさは2種類あり、横約8センチ、縦約4センチが2枚、縦横約4センチが8枚。横長の2枚には白馬連峰と朝焼けの白馬三山の写真を採用し、残りは四季折々の三山の風景を使った。村のキャラクター「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男3世」が入った1枚もある。
同郵便局や商工会によると、観光客を中心に「ご当地切手」を求める声があり、商工会事務局は「白馬の魅力を広めるきっかけにしたい」としている。
シートは1枚1230円(税込み)で、中信地方の郵便局100カ所余で販売。白馬商工会事務局も21日から、諸経費込みで1300円で売り出す。
写真説明:白馬郵便局が販売する切手シート