青木村村松の「ふるさと公園あおき」で16日、村の特産ソバ「タチアカネ」の試食販売会が行われた。会場は村内外から訪れた多くの人でにぎわった。このほど完成した、調理機能を備えたキッチンカー「タチアカネGO(号)」も併せて展示した。
見頃を迎えたタチアカネの花の観賞などを楽しむ「そばの花・実まつり」の一環で開いた。限定300食のそばは完売。そば打ち体験も実施した。村内で栽培されている発芽ニンニク「赤ちゃんにんにく」など村の特産品の販売もあった。
展示されたキッチンカーは、車内にシンクやこんろがあり、給排水の設備がある。約100人前のそばを用意できるほか、災害時などにも役立つという。19日に県庁でお披露目する。
初めてタチアカネそばを食べたという小林智美さん(41)=長野市=は「歯応えも良く、とてもおいしかった」と話していた。
写真説明:多くの人でにぎわった試食会。奥でキッチンカーの展示も