山ノ内町佐野の道の駅「北信州やまのうち」の食堂で16日、志賀高原で収穫したネマガリダケと、北志賀高原特産のソバを使った新商品「サバタケ雪まくらそば」の販売が始まる。土日・祝日限定で1日約20食を提供。観光客らに、食を通じて町の魅力をアピールしていく。
初夏に志賀高原で収穫したネマガリダケの水煮に、缶詰のサバの水煮を加え、みそやだし汁を入れて温かいつゆにする。ソバはこの秋に北志賀高原で収穫し、同町夜間瀬の雪室「スノーパル」で熟成させたもので、道の駅の機械で製麺する。
スノーパルを活用する住民有志でつくる町雪室利活用協議会はこの夏、貯蔵した農産物や加工品に「雪まくら」のブランド名を使えるようにした。新商品には貯蔵したソバを利用しており、商品名に「雪まくら」を使った。
道の駅を運営している町総合開発公社の事務局長前田将久さん(45)は「このそばを食べてもらい、初夏のネマガリダケ、秋の新そばを食べに再び町にお越しいただきたい」と話す。
770円(大盛り880円)。食堂の営業時間は午前11時〜午後4時。
写真説明:志賀高原のネマガリダケと北志賀高原のソバを使った「サバタケ雪まくらそば」