松本市の奈川振興公社と奈川地区のそば店5軒が8日、地元の山菜をたっぷり入れた「山菜とうじそば」=写真=を期間限定で提供するイベントを始めた。
小盛りしたそばをとうじかごに入れ、さっと鍋の汁に浸す地元名物のとうじそば。寒い時季、キノコや野菜を煮込むことが一般的だが、旬の山の幸も味わってほしいと初めて企画した。値段は店ごとに違い、1500円前後。
ワラビやフキ、ウドなどの山菜がたくさん入っている。乗鞍高原入り口の奈川地区は標高1200メートルほど。同公社の津嘉田(つかだ)泰三さん(37)は「涼しい中で温かいそばはいかが」とPR。16日まで。