観光客の投票数で決まる本年度の「食コンクール」(県などの実行委員会主催)で、東御市滋野乙の道の駅「雷電くるみの里」の食堂で提供されている「くるみだれ手打ちそば」が金賞を受賞した。同駅長の唐沢光章さん(76)は「地元の食材を使った郷土食が評価されてうれしい」と話している。
ざるそばで、地元産そば粉を使っている。市特産のクルミをミキサーなどで粉状にし、みそやみりんで味付けしたたれを添えてあり、そばつゆに混ぜて食べるとまろやかで濃厚な味になる。
コンクールは、県内の食材を生かした料理を観光客に味わってもらおうと2008年度から年1回開催。本年度は高速道のサービスエリアや道の駅など県内を中心に91施設が料理1品ずつを出品した。同駅の料理が金賞を受賞したのは3回目。
くるみだれ手打ちそばは1人前850円。「お食事処(どころ)湯の丸」で食べられる。営業時間は午前7時〜午後7時。不定休。問い合わせは雷電くるみの里(電話0268・63・0963)へ。
写真説明:道の駅「雷電くるみの里」で提供している「くるみだれ手打ちそば」