山ノ内町北志賀高原の須賀川区八丁原で15日、「須賀川そば」をPRする「法印さんとそばの花まつり」が2日間の日程で始まった。県内外から親子連れなどが訪れ、10ヘクタールほどに広がるソバの白い花を眺めながら、名物のそばを味わった。
住民らでつくる実行委員会主催で、ことしで9回目。特設ステージでは、住民らが獅子舞や民話の紙芝居を披露。ソバ畑をのんびり走る「幌(ほろ)馬車トラクター」も登場し、子どもたちに人気だった。
同じ地名の縁で昨年、同区がカヤを提供し、火祭りに協力した福島県須賀川市の職員ら2人も視察に訪れた。同市観光交流課の斎藤直昭課長は「須賀川市でもそばは名物。住民同士の交流につなげたい」と話した。
16日は午前9時半から。
写真説明:子どもを乗せてソバ畑を走る「幌馬車トラクター」