木曽町開田高原で2日、恒例のそば祭り(木曽町観光協会開田高原支部主催)が開かれた。観光客らは打ったばかりの新そばを味わったり、そば食い競争に出場したりして楽しんでいた。
そば食い競争は国道361号沿いの「ふるさと広場」が会場。男性、女性、カップル、子ども(小学生以下)の各部門があり、保育園児から高齢者まで70人が出場。10人ずつ壇上に上がり、3分間に食べた新そばの量を競った。
塩尻市片丘から両親らと初めて訪れ、最年少で出場した保育園児の六浦愛唯(むつうらめい)ちゃん(6)はどうにか1杯半をかき込んだ。参加賞の生そばをもらうと「おいしかった。また出たい」とうれしそうだった。
一帯のそば店やそば工場もそれぞれ割引サービスをしたり、催しを開いたりした。主催者によると、例年並みの1万人が訪れた。