佐久市協和地区の地域おこしグループ「協西えいっこ」は7日、「そば祭り」を同地区で開いた。遊休農地で栽培し収穫したソバを使った手打ちそばやイワナの塩焼きが売られ、県内外から訪れた客でにぎわった。
グループ事務局の清水清さん(71)の自宅で、昼と夜の2回開いた。昼には約140人が訪れ、メンバーや手伝いに来た12人が調理場で慌ただしくそばを打ち、客が待つ座敷に次々と運んだ。東京都江戸川区の佐倉毅一さん(72)は、もりそばを2杯平らげ、「そばの香りがよく出ていておいしい」と満足げに話した。
同グループは遊休農地を活用して、地域活性化につなげようと1998年に発足。年4回そば祭りを開いている。メンバーは40-70代の農家ら23人で、昨年は約6ヘクタールでソバを栽培した。