阿南 赤ソバの花
伊那 企画展「蕎麦は正義」
青木 「タチアカネ」風景写真
小諸「寒ざらし」そば
茅野「寒晒しそば」仕込み
茅野市内の農家やそば店などでつくる「茅野八ケ岳そば振興会議」は18日、今年のソバの収穫に感謝する「新そば献納祭」を諏訪市の諏訪大社上社本宮で開いた。地元産ソバの振興を図ろうと2005年度から始めて4回目。そば店主たちが境内で新そばを打ち、神前に供えた。 神楽殿で行った「蕎麦(そば)打ちの儀」には関係者約20人が参列。白装束姿の茅野市内のそば店主3人がそれぞれ、そば粉の水回しとこね、のし、切りを担当。神職や観光客が見守る厳かな雰囲気の中、素早い作業で15分ほどの間にそばが出来上がっていった。打ち立てのそばは、お囃子(はやし)と太鼓の音に合わせて拝殿に運ばれた。 水回しとこねを初めて担当した同市北山のそば店経営両角勝利さんは「緊張して、店で普段やるようにはいきませんでした」と話していた。
信州そば漫遊