「信州・松本そば祭り」は13日まで、松本市の松本城公園を主会場に開いている。県内11、県外12のそば店や愛好家グループが、それぞれ特色のある手打ちそばを振る舞っており、観光客らでにぎわっている。
全国のそば愛好家が集い交流を深める狙いで、同市、県などでつくる実行委員会が毎年開き、5回目。
そばは有料で食べ歩きができる。東京と関西の有志グループが出したブースで、「鴨汁ぶっかけそば」を食べた松本市横田2の鈴木仁さん(32)は「『ゆずこしょう』がかかっていてさっぱりした味。品切れ直前に食べられてよかった」と話していた。
今回は、信州産ソバの栽培などで交流があるスペイン・カンタブリア州の州政府が出店しており、ヤギのチーズやアンチョビーなど20余種類の特産品を試食できる。
このほか白骨温泉、浅間温泉などの湯を楽しめる足湯体験コーナーもある。問い合わせは実行委(電話0263・33・8002)へ。