そば打ちを楽しむ軽井沢町のグループ「軽井沢そばの会」が4日、町役場駐車場で「第2回チャリティー軽井沢新そばまつり」を開いた。新そばの風味を楽しもうと、地元住民や観光客が大勢訪れ、行列をつくった。
会員がそば打ちを実演し、ざるそばと天ぷらそばを1人前500円で提供。昼すぎまでに900食分が売れ、会員たちは次々訪れる客の対応に大忙しだった。収益金は町社会福祉協議会に寄付する。
そばの会は2004年に結成、町内外の5、60代の男女35人が会員となっている。町内の遊休地でソバを栽培し、そばを通じた地域活性化を図ろうと、中学校や福祉施設でのそば打ち指導、町内のイベントへの出店といった活動を続けている。
代表の内藤功次朗さん(67)は「新そばを味わいながら、そばの会の活動への理解が広まってくれるとうれしい」と話していた。