軽井沢中学校(軽井沢町)で13日、地元グループ「軽井沢そばの会」を招いたそば打ち体験があった。地元のことを知ろうと総合学習の時間に取り組んでいる「軽井沢学」の一環で、生徒らはそば打ちを通じて地域の食文化に触れた。
1年生が会の人たちの手ほどきで挑戦し、最後は打ちたてを味わった。そばの歴史のほか、軽井沢には人口と比べてそば屋が多いことなども学んできたといい、栗田陽介君は「身近な地域のことなのに知らないことが多かった。そば打ちは初めてだけど楽しかった」。同会の内藤功次朗代表は「大人になった時にそばを打てるようになって、そば文化を継承してほしい」と話していた。
同会は11月5日午前11時-午後3時、軽井沢町老人福祉センターで「軽井沢新そばまつり」を開催。自分たちで遊休地を借りて育てた新そばを振る舞い、そば打ち講習などをする。