ひまわりの湯かぐらの湯倉下の湯
湯上がりに食パンを 上田など3施設で11日発売
2019/09/11 11:07

 日帰り温泉施設「地蔵温泉十福の湯」(上田市)などは11日、新商品「オンセン食パン」を発売する。信州産小麦粉「華梓(はなあずさ)」と「オブセ牛乳」(小布施町)を使い、運営会社の職人らが5年をかけて開発。耳までやわらかい食感が特徴で、食パンブームの中、まんじゅうに代わる温泉の新たな名物を目指す。

 他に「湯(ゆ)っ蔵(くら)んど」(須坂市)と「白鳥園」(千曲市)でも扱う。3施設にはそれぞれパン店があり、各店で信州産素材を使った食パンを販売してきたが、高級食パンで客を引き付けようと、3施設の運営会社「日本レクシー」(長野市)のベーカリーマイスター植木明彦さん(54)が中心となって商品開発に着手。試行錯誤の末、統一レシピが完成した。

 素材を生かしながら複雑な甘味を引き出すために、蜂蜜や三温糖を使っている。温泉水は使っていない。

 入浴客の土産品にもしてもらおうと、温泉を前面に出したデザインの紙袋を作成中。豆絞りの手拭いの絵柄をあしらうほか、温泉にはさまざまな効能があることにあやかり、食べると「笑顔」になる、朝食にする人は「早起き」できる―といったユニークな「効果」も記すという。

 やわらかさは、植木さんが「窯出しの時につぶれないようにするのが大変」と苦笑いするほどという。これまで販売してきた「オンセン牛乳パン」も、オンセン食パンと同じ生地にしてリニューアルした。いずれも税抜きでオンセン食パンは1斤400円、オンセン牛乳パンは320円。

写真説明:新商品の食パンや牛乳パンを紹介する植木さん

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