ひまわりの湯かぐらの湯倉下の湯
年配層に主眼、茅野の親湯温泉新装 文化人ゆかりの地アピール
2018/04/25 10:13

 茅野市北山の「蓼科温泉ホテル親湯(しんゆ)」は26日、「創業大正15年蓼科親湯温泉」に改称して新装オープンする。ターゲットを従来の家族連れから主に年配女性や高齢夫婦に変え、近隣宿泊施設との違いを出す。かつて蓼科高原を訪れ、親湯に宿泊した作家の太宰治ら文人や歌人の著作、絵画、掛け軸を掲示し、「大正ロマンの風情を感じる落ち着いた内装に仕立てた」としている。

 5階建ての本館1、2階を改装し、1階ロビーには全国から買い集めた古書を中心とする約3万冊を書棚に収めた「ラウンジ&バー」を新設した。2階は250人収容の大宴会場を計40部屋の個室型レストランに改装。客室からレストランでの食事に変える。地場産にこだわり、旬な食材を使った和食と洋食を提供。女性向けに床暖房も備えた。

 運営会社の親湯温泉(茅野市)の柳沢幸輝社長は、知的好奇心の高い年配客を主な客層に据えたとした上で「地元生え抜きの宿泊施設として蓼科の歴史を後世に引き継ぐ。文学がベースにある蓼科の地域性をアピールしたい」と話している。宿泊料金は1人1泊2食9千円から。

写真説明:ロビーに新設したラウンジ。蓼科高原ゆかりの書籍を中心に約3万冊を並べた

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