ひまわりの湯かぐらの湯倉下の湯
別所温泉街をより魅力的に 新幹線金沢開業で整備案
2007/12/27 09:42
観光協会などが石畳にするよう提案した別所温泉の県道

 上田市別所温泉の観光協会や旅館組合が、温泉街のメーンの通りを石畳にしたり、北向観音前の参道に架かる電線を地中化したりして、温泉街の魅力をさらに高める案を作り、このほど上田市に提出した。2014年度に予定される金沢までの北陸新幹線の開業で、上田が通過点になり、観光客が減ってしまうのではないか-との危機感があるためだ。

 自治会、別所温泉財産区も加わり、計30人が7月に別所温泉街並み整備研究専門委員会を設立し、案をまとめた。

 案によると、石畳にするのは、上田電鉄別所線の別所温泉駅から温泉街の中心部に延びる県道と、左手に分かれる県道の計約900メートル区間。茶色にカラー舗装し、融雪パイプも敷設、観光客が楽しく、冬でも安全に歩けるようにする。温泉街全体の案内板の取り替え、商店ののれんのデザイン統一、ベンチの設置、栗園を活用したマレットゴルフ場整備などの案も盛った。

 現在、専門委員会は市に対し、道路整備がしやすいよう、2本の県道を市道に切り替えることを要望している。

 ただ、整備には多額の事業費が見込まれる。案を受け取った市土木課は、専門委とも話し合いながら「本当に必要なものがどれかという拾い出しが必要」とする。

 別所温泉の宿泊客数は、07年が約16万2000人。最近10年間では03年の約18万1000人がピークだ。観光協会長の倉沢俊平さん(71)は「新幹線の延伸を、指をくわえて見ているわけにはいかない。地域が一体になって対策を取りたい」としている。

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ


信州日帰り温泉紀行