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芸者の「学びや」披露 上諏訪温泉に来春開校
2007/12/09 16:10
改装した「大手見番」で三味線や踊りを披露する芸者たち=諏訪市大手2

 諏訪市の上諏訪温泉にかつての「三味線が響く街」のにぎわいを取り戻そうと来春の芸者養成「学校」設立を進めている諏訪大手見番(けんばん)協同組合は8日夕、「校舎」になる建物のお披露目会をした。かつて芸者の取り次ぎ事務所として使われ、老朽化していた「大手見番」(諏訪市大手)を改装。会には現役の芸者も登場し、三味線や踊りで盛り上げた。

 同温泉を訪れた客をもてなす芸者は、最盛期の昭和30年代ごろは約300人いたが、今では5人。全国的にも芸者文化が衰退する中、後進を育てて魅力あるまちづくりに生かそう―と、現役の芸者らが今年7月、同組合を設立した。来年4月に「諏訪大手見番邦楽学園」の名称で開校し、市内や県外の芸者ら講師が生徒に三味線や長唄などを教える予定。年明けに開設予定のホームページで生徒を募集する。

 お披露目会は、けいこ場にするため、傾いていた床を張り直した大手見番2階で開いた。4人の芸者が、あでやかな着物で三味線や踊りを披露。集まった10人余の関係者が手拍子を打った。

 同組合は開校後に見番1階で「和風ライブハウス」も開く予定。芸者の一人、小林悦子さん(芸名・千代丸)=諏訪市大手=は「これから先が楽しみです」とあいさつした。

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