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「リフレ・イン」閉鎖危機 引受先探しに松本市が期限
2007/12/04 16:01
4月から営業を休止している温泉宿泊施設「リフレ・イン奈川」=松本市奈川

 松本市などは3日までに、休業中の市の温泉宿泊施設「リフレ・イン奈川」(奈川地区)に関し、来年9月末までに営業再開のめどが立たない場合は、温泉の源泉を管理する第三セクターを解散する方針を決めた。宿泊施設は「ふるさと創生」事業を活用して旧南安曇郡奈川村が1989年に開業したが、経営難で引き受け手探しは難航しており、施設の閉鎖に追い込まれる可能性も出てきた。

 リフレ・インは、奈川地区唯一の大型施設。鉄筋コンクリート造りなど3棟で、計121人収容の客室や大浴場、レストランを備える。ふるさと創生1億円を含む約6億5000万円をかけて建設、05年の合併で市に引き継がれた。

 施設は人口970人(今年10月1日現在)と過疎化が進む地域の振興拠点として期待されていたが、97年度に年間3万9000人だった利用者は、団体客離れなどで03年度には1万1000人余と大幅に減少した。

 経営は村直営から公社を経て、04年度には市内の個人に移ったが、老朽化で修繕費がかさむなどとして、今年4月に経営を返上。営業再開のめどは立っていない。

 一方、同施設などが引湯する源泉は、市が29%出資する三セクが管理。源泉の年間維持管理費約150万円のうち約130万円は同施設が負担してきたことから、市は「維持費が賄えない」として、周辺旅館などの出資者と協議、引き受け手が出ない場合の解散方針を決めたという。

 源泉は同施設のほか、2旅館と企業などが利用している。市は三セク解散後の源泉や同施設の扱いについては決まっていない―としている。

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