別館「槐多庵」も再開 上田の旧信濃デッサン館

2020/10/16 11:08
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 上田市前山の「KAITAEPITAPH(エピタフ=墓碑銘)残照館」の別館で、休館中だった「槐多庵(かいたあん)」が再開している。今後は年2回ほどのペースで、窪島誠一郎館主の収集品や若手画家らの作品などを、3カ月ほどの長い会期ごとに展示する予定。

 「残照館」は、昨年閉館した旧信濃デッサン館が今年6月、名称を改め開館した美術館で、別館の槐多庵も休館していた。今夏に槐多庵の2階の一部を収蔵庫に改装して再開。窪島さんは「若い絵描きの作品を人に見せていくという仕事があると思っている。この場所をその橋頭堡(きょうとうほ)にもしていきたい」と話している。

 再開して初の展覧会は、槐多庵での開催を熱望していたという美術家の伊坂義夫さんが「Mへの手紙・伊坂義夫展」と題して油彩画約50点を並べている。伊坂さんは今回、悪魔「メフィストフェレス」のみを題材にして描く。「核の子」という作品は原爆が爆発した時のきのこ雲のような形をした姿が印象深い。会期は冬季休館に入る前の11月23日まで。

 開館は土、日、月曜の午前11時〜午後4時。入場無料。

写真説明:槐多庵で企画展の作品について説明する窪島さん

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