絵本の世界、原画と詩で 作家のいせさん安曇野で展示

2020/08/01 11:04
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 絵本作家いせひでこさん(東京)と、2015年に死去した詩人の長田弘さんが共作した絵本の原画展が、安曇野市穂高有明の絵本美術館「森のおうち」で開かれている。いせさんが豊かな色彩と柔らかな筆遣いで物語の一場面を描いた水彩画と、長田さんが紡いだ詩を並べて紹介。絵本の世界観を感じられる展示にした。

 いせさんと長田さんが共作した3冊の絵本から原画約80点を展示。長田さんの死後、いせさんが3年間かけて完成させた新刊「風のことば空のことば―語りかける辞典」からは、空を見上げる少女が印象的な作品や、日常をコミカルに表現したスケッチなどを並べた。いせさんは「一つ一つの作品にある物語を楽しんでほしい」と話す。

 来館した同市豊科の会社員大城千佳さんは「日常の何げない風景がきれいに描かれ、心が洗われる気がした」と話した。10月6日まで。入館料は大人800円、小中学生500円、3歳以上250円。木曜休み(8月13日は開館)。

写真説明:長田さんの詩に思いをはせ、いせさんが描いた水彩画

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