浅間山噴火を文学でたどる 軽井沢高原文庫企画展

2020/03/23 10:28
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 軽井沢町の文学館「軽井沢高原文庫」は4月20日まで、企画展「文学にみる浅間山噴火と千曲川氾濫」を開いている。有島武郎や室生犀星といった文学者が浅間山を描写した小説、詩、資料など約200点を紹介。昨年の浅間山の小規模噴火と台風19号による水害を受け、文学を通じて災害を見つめようと企画した。

 浅間山の噴火では、詩人で建築家の立原道造が、目の当たりにした噴火を「灰はかなしい追憶のや(よ)うに音立てて樹木の梢(こずえ)に家々の屋根に降りしきった」と表現。噴火の描写は「葡萄(ぶどう)の房」(野上弥生子)、「巨大な花キャベツ」(芹沢光治良)など作家の個性がにじむ。萩原朔太郎は長い休止と一瞬の爆発を繰り返す浅間山を芸術家の姿と重ね合わせた。

 千曲川の氾濫は、信濃町の一茶記念館の協力で、洪水に触れた一茶の句稿や日記の一節などを紹介している。

 高校生以上800円、小中学生400円。

写真説明:3連休に合わせて始まった軽井沢高原文庫の企画展

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