ちくまあんずコッペ販売へ 応援隊「あんず娘」結成

2020/02/18 11:11
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 千曲市の商工関係者らが開発してきたパン「ちくまあんずコッペ」が、アンズの花の盛りに合わせて4月1日から販売される。市は映画やドラマのロケ地を観光に生かす「ロケツーリズム」に力を入れており、コッペパンは市内で撮影された映画に登場。映画を見て訪れた人に市の魅力や特色をアピールする。

 戸倉上山田商工会などは市内での映画撮影の際、シロップ漬けの実を使ったコッペパンを出演者らに差し入れ、昨年4月公開の映画「4月の君、スピカ。」などに登場。「市産のアンズやアンズ製品」を具材などに使う、生地はアンズの花から取った「アンズ酵母」で発酵させる―といった5条件で「ちくまあんずコッペ」として認定する仕組みを作った。事業者のアレンジは自由だ。

 1月に初の審議会を開き、市内の3事業者のパンを認定。このうち信州・夢乃里(ゆめのさと)工房は、生地をアンズシロップに漬けて焼き、加工した実などを挟む。市内のしなの鉄道屋代駅前の商店「和かふぇよろづや」で4月1日から扱う予定。工房の坂本乃里子(のりこ)さん(56)は「地域ににぎわいをもたらせるよう頑張りたい」と話す。AFT杏宝園、横島物産も順次、認定を受けたコッペパンを販売する。

 取り組みをアピールするため、市職員やロケに協力する市民らの「信州ちくまロケ杏力(きょうりょく)隊」の4人がこのほど応援隊「あんず娘」を結成。リーダーで戸倉上山田温泉にある有田屋旅館の若おかみ柳ケ瀬真由美さん(36)は「温泉街が元気になるよう力を入れたい」と意気込む。メンバーを募集中で、問い合わせは市観光交流課(電話026・273・1111)へ。

写真説明:戸倉上山田商工会などが試作した「ちくまあんずコッペ」(写真上)。ちくまあんずコッペをPRする柳ケ瀬さん(左から2人目)ら「あんず娘」のメンバー

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