ホルンの音、古里に届ける 和田さん駒ケ根で12月

2019/11/08 10:21
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 駒ケ根市出身のホルン奏者和田浩志さん(53)=東京都=が12月1日、市文化会館で演奏会を開く。東京芸術大卒業後のドイツ留学中にスランプに陥り、長く演奏ができなかったが、7年ほど前に復帰。「志を果たせず古里に戻れずにいた」といい、30年ぶりの地元公演を前に「古里の皆さんに楽しい演奏を届けたい」と意気込んでいる。

 ホルンを始めたのは同市の赤穂高校在学中。大学進学後、国際的な演奏家を発掘する「日本管打楽器コンクール」ホルン部門で1位に選ばれた。大学を首席卒業後、国費でドイツに留学した。

 難しい楽器として知られるホルンだが「それまでなぜか吹けてしまっていた」。だが、留学先でさまざまな奏法を見て採り入れようとすると「吹けなくなった」。約15年に及ぶ長いトンネルを抜けた和田さんに、駒ケ根音楽文化協会が地元公演を提案。同市での演奏は日本管打楽器コンクールで1位になった時の凱旋(がいせん)公演以来だ。

 午後2時開演。当日は木管楽器の奏者4人と共演する。各楽器の特徴が分かるオペラ曲などを披露し、クラリネットを分解しながら演奏する曲もあるという。入場料は2千円。演奏会後に楽器ごとの無料講習会もあり、希望者は楽器を持参する。問い合わせは駒ケ根市文化会館(電話0265・83・1130)へ。

写真説明:会場の駒ケ根市文化会館でホルンを吹く和田さん

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