手に取って見て浄瑠璃本 上田の図書館300冊余紹介

2019/10/09 09:55
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 上田市立上田図書館(材木町)で8日、同館所蔵の浄瑠璃本を紹介する展覧会「浄瑠璃―江戸のオペレッタ―」が始まった。同館で活動する古文書学習会「山なみ」が協力し、展示内容を決めた。江戸時代から昭和初期までに発行された300冊余が並ぶ。20日まで。

 同館の書庫で2017年、所有者や寄贈年が不明な浄瑠璃本が120冊見つかり、同会が目録を作った。今回はこのうち約20冊を展示した。また郷土史関連書籍のコレクション「花月文庫」の浄瑠璃本も291冊並べ、こちらは手に取れる。「義士忠臣蔵本蔵下屋敷」「義経千本桜」などは、場面を表現した版画も併せて展示している。

 台本部分にルビが振ってある本もあり、「当時の人の努力が分かる」と、同会の宮島かつ子会長(77)=小牧。古文書を読んできた会員にとっても、字体や登場人物の設定などが特殊といい、「理解は大変だが面白い。昔の人が芸能に親しんでいたことが分かる」と話す。

 月曜休館。午前10時〜午後4時(最終日は午後3時まで)。12日午後1時半から同館で、同会講師の尾崎行也さん(86)=上田原=が江戸時代の芸能活動をテーマに講演する。無料。

写真説明:浄瑠璃本を間近に眺められる展覧会

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