「真田忍者」実像に迫る 上田で9月、国際学会大会

2019/08/28 11:09
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 上田市で9月14日に開かれる「第3回国際忍者学会大会」の概要が27日までに固まった。地元の戦国大名・真田氏に仕えたとされる「真田忍者」にスポットを当て、史実の中での忍者の役割や実態を浮かび上がらせる。NHK大河ドラマ「真田丸」で時代考証を担当した歴史学者の平山優さんが「戦国時代の忍びの実像」と題して講演する。

 真田氏は地方の小勢力ながら、忍者の機動力や情報収集力も生かして戦国時代を生き抜いたとされ、影武者や忍者の活躍は架空の「真田十勇士」としても現代に伝わる。学会大会では「真田忍者の活躍」「息長と呼吸によるマインドフルネス(瞑想(めいそう)の一種)訓練の比較」といったテーマの研究発表もある。

 研究者らでつくる国際忍者学会(事務局・三重大国際忍者研究センター)が主催。初回を三重県伊賀市、2回目を佐賀県嬉野市で開き、長野県内では初となる。忍者を生かしたまちづくりを進める上田市民有志の「真田忍者十遊士(じゅうゆうし)の会」が誘致した。

 同会代表で、真田氏に仕えた忍者・横谷左近を先祖に持つ横谷重則さん(60)は「黒装束に手裏剣―といった忍者のイメージは後世につくられた部分も多い」とし、「大会でリアルな忍者を感じてほしい」と話す。大会は上田東急REIホテルで午後2時から同6時ごろまで開く。参加費2千円。9月2日までに学会事務局(電話0595・51・7154)へ申し込む。

写真説明:上田城跡公園内にある忍者体験の「修練場」。国際忍者学会大会でも視察する

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