長野・信更産のブドウでワイン 試飲会で評判上々

2019/08/25 09:45
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 長野市信更地区で4年前に栽培を始めたブドウから、初めて赤ワインが完成した。24日に地区内のブドウ畑で試飲会があり、地元の人たちに出来栄えを披露。評判は上々で、住民らは特産化による交流人口の増加や遊休農地の解消などに期待を高めていた。

 ブドウは住民有志らが設立した会社「キラリ信更」が栽培。荒廃農地計約230アールを耕し、標高500〜750メートルに3カ所の畑を整備した。赤ワイン用の「メルロー」を植えた約20アールで収穫ができるようになり、昨年秋に約250キロを収穫。中野市のワイナリーに醸造を委託した。

 試飲会には地元住民ら約60人が参加し、「Kirari信更」と名付けられた赤ワインを味わった。キラリ信更社長の柴田優伸(たかのぶ)さん(60)は「この地区をワインブドウの里にしたいという夢が少しずつ形になってきた」と感慨深げ。栽培に関わるソムリエの田中啓さん(39)=長野市篠ノ井=は「初なりのブドウは薄くて水っぽいワインになりがちだが、凝縮感のある味わいに仕上がった」と話した。

 185本(720ミリリットル入り)を造り、9月中旬以降に県内のイオン各店で販売予定。価格は2千〜3千円で検討している。来年は白ワインも醸造予定で、1500本ほどの販売を見込んでいる。

写真説明:完成したワイン「Kirari信更」をお披露目する柴田さん(中央

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