湖底熟成の日本酒、小海で引き揚げ 15日から提供

2019/04/13 11:50
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 小海町の松原湖周辺の旅館経営者らが12日、松原湖の一部「猪名(いな)湖」の湖底に昨年12月に沈め、熟成させた日本酒「湖底浪漫(こていろまん)」を引き揚げた。観光の呼び水にしようと町観光協会や黒沢酒造(佐久穂町)などが連携し、2018年春から町内限定で提供。今年は「まろやかですっきりした味わい」(町観光協会)に仕上がった。15日から町内の飲食店や宿泊施設で飲める。

 水温が2度程度に保たれる水深約8メートルの湖底に、昨年より90本ほど多い645本を沈めた。この日引き揚げたのは約500本。町観光協会会長の鷹野圭太さん(45)らが日本酒の瓶が入ったケースを湖底からロープで手繰り寄せて引き揚げ、試飲すると「飲みやすい」「ぐいぐい飲める」と喜んだ。

 湖底に残した日本酒は秋まで熟成を続ける。鷹野さんは「おいしく仕上がってよかった。小海町から見える八ケ岳の風景を眺めながら楽しんでもらいたい」と話している。

 15日午後6時からは松原湖畔のロッジ「宮本屋」で会費制の試飲会もある。問い合わせは町観光協会(電話0267・92・2525)へ。

写真説明:湖から引き揚げた「湖底浪漫」を手に持つ鷹野さん

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