障害者と全国へ、人形劇まず一歩 伊那の山岸さんら

2019/02/26 11:03
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 障害者支援を行う一般社団法人「おもちゃの木」(伊那市)の代表理事の山岸深雪さん(55)らが3月17日、初めて挑戦した人形劇「こぶとりじいさん」を飯田市の飯田人形劇場で披露する。障害者の自立を目的に、障害者らと一緒に人形劇の全国行脚をし、出演料で暮らすのが夢。まずは自身が勉強しようと、昨年から取り組んでいる。

 山岸さんは、障害者の入所施設などをボランティアが訪れ、演奏会などが開かれることが多いが、障害者はいつも「拍手する側」になっていると説明。「拍手される側」になれる場をつくりたい―と人形劇を思い付いたという。

 昨年5月からNPO法人いいだ人形劇センター(飯田市)の初級人形劇講座を受講。人形劇はそれまで見ただけでつくるのは初めて。毎週飯田市に通い、人形や台本、舞台美術を仕上げた。登場人物の数が多く、1人では動かすのが難しいため、おもちゃの木のスタッフ3人に加わってもらい、劇団「ENGI家喜隣(きりん)」を結成した。

 山岸さんは人形や演出を工夫することで、誰でも取り組めるのではないかと感じたという。今後、障害者も含め劇団員を幅広く募り「就労支援につながればいい」と話す。

 公演は午前10時半から。200円(3歳未満無料)。定期公演の一環で、ほかに飯田市の2劇団も出演。問い合わせはいいだ人形劇センター(電話050・3583・3594)へ。

写真説明:公演に向けて練習に励む山岸さん(左)

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