伊那で信濃美術館の所蔵品展始まる

2019/02/24 10:12

 建て替え中の県信濃美術館(長野市)が所蔵する、信州ゆかりの作家の作品展が23日、伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まった。同町ゆかりの画家、中村不折(ふせつ)(1866〜1943年)や同町出身の池上秀畝(しゅうほ)(1874〜1944年)らの作品約60点を展示。3月31日まで。

 中村不折の油絵は「西洋婦人像」など3点で、夏目漱石や森〓(匡の王が品、右に鳥)外と親交があったことなどが紹介されている。池上秀畝が絹に岩絵の具で描いた「秋雨」は、縦約1・6メートル、横約1・8メートル。池のカモが雨に打たれる様子が描かれている。来場した伊藤仁八(にんぱち)さん(78)=伊那市高遠町=は「信州にちなんだ作品を地元で見られてうれしい」と見入っていた。

 午前9時〜午後5時。毎週火曜と3月22日休み。この日は美術館内のホールで開幕式典があり、伊那市出身のピアニスト松沢萌さん(25)が演奏した。

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ