県立長野図書館、3階を再生活用 学び創造する場へ

2019/02/19 11:00
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 長野市若里の県立長野図書館で「信州・学び創造ラボ」の整備が進んでいる。グループ学習や会議のためのテーブルや、タッチパネル式の情報端末や本を並べた「信州情報探索スペース」(仮)などを設ける計画。オープンは4月6日を予定し、平賀研也館長は「紙やデジタルの形で情報に触れ、人との交流を通じてアイデアを創り出し、さまざまな学びを体験できる場にしたい」と話している。

 図書館3階をリノベーション(再生活用)し、壁を取り除いてフロア全体を開放的に使う。L字形で約800平方メートル。読書や学習で使える机のほか、黒板、ホワイトボード、本棚も並べる。食に関する学びの際に活用できるキッチンや憩いの場なども設ける。

 3Dプリンターやレーザーカッターといった工作機器を並べ、来館者が作業できる「メーカーズコーナー」(仮)も計画。平賀館長は、得た知識やアイデアを基に立体的な創作物を作ることで、学びを深めることなどにつなげたい―とする。

 県は2018年度からの県政運営指針「総合5か年計画」で、「学びと自治の力」を全政策の「推進エンジン」と位置付けた。ラボを県民の新しい学びの場としており、事業費約6千万円を投じている。

 レイアウトや機能、活用方法は、18年5月から県内の図書館職員や大学生らが参加するワークショップ(参加型講習会)を重ね、意見を反映させた。ラボで計画する食やキャリア教育など、多様なテーマでのプロジェクトにつなげようと意見を交わしている。

 同図書館はラボの整備工事のため18年11月から休館中。1階と2階は書架の並び替えを終え、3月1日からオープンする。

写真説明:「信州・学び創造ラボ」のイメージ。情報探索スペース(右手前)や「メーカーズコーナー」(左奥)を設ける

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