「寛永通宝」未完成品や鋳造用具 松本の最新発掘品

2019/02/17 11:15
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 松本市で近年行われた発掘調査の速報展「発掘された松本」が16日、市時計博物館で始まった。同市中央2の信濃毎日新聞松本本社「信毎メディアガーデン」建設に伴う発掘調査で見つかった江戸時代の通貨「寛永通宝」の未完成品や、溶けた金属を鋳型に注ぐ容器「るつぼ」の破片など約200点を展示している。

 市教育委員会によると、松本で造られた寛永通宝は「松本銭」と呼ばれた。通貨の未完成品や鋳造用具などの存在から、発掘された付近には貨幣を造る「銭座(ぜにざ)」があった可能性があるという。

 展示された寛永通宝は割れたり、ゆがんだりしている。

 会場には他に、松本城「三の丸」に当たる場所で見つかった石組み水路跡の発掘調査の様子を示す写真パネルや、別の発掘現場で見つかった江戸時代の水道施設の一部なども展示されている。3月3日まで。月曜日休館。入館料は高校生以上300円、小中学生は150円。

写真説明:信毎メディアガーデン建設に伴う発掘調査で見つかった「寛永通宝」の未完成品や失敗品(手前)

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