夭折画家しのぶ、24日「槐多忌」 上田のデッサン館

2019/02/09 11:20

 昨年3月から「無期限休館」となっている上田市の信濃デッサン館の窪島誠一郎館主(77)らは24日、夭折(ようせつ)の画家村山槐多(かいた)(1896〜1919年)をしのぶ「槐多忌」を、信濃デッサン館などで催す。同館は、槐多忌に合わせ、23〜25日、27、28日の5日間特別開館する。槐多の没100年、槐多忌は40回目の節目。窪島さんは今回を最後の槐多忌にすることも検討しているという。

 槐多忌では午後3時から、東前山多目的ホールで、詩人の高橋睦郎さん、アナウンサーの山根基世さん、窪島さんの3人による鼎談(ていだん)「ことばのゆくえ」がある。終了後、信濃デッサン館で法要を営む。

 窪島さんは、現代は、さまざまな思いが「やばい」といった簡単な言葉で表現されることも珍しくない―と指摘。それぞれに日本語と向き合ってきた3人が語り合うことで「言葉の在り方を考えてみたい」としている。参加費千円。事前申し込み不要。

 槐多忌は、創作活動に情熱を注ぎながらも22歳の若さで亡くなった槐多に思いをはせる機会をつくり、日々の生活の大切さを考えてほしい―と続けてきた。槐多作品を含む信濃デッサン館の全所蔵品について、県が取得する方針になっている。

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