「平和」4言語で 6日から長野灯明まつり

2019/02/06 10:26
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 長野市の善光寺や表参道に当たる中央通りを光で包む「第16回長野灯明まつり」(6〜11日)の試験点灯が5日夜、善光寺境内であった。今年国交樹立150周年を迎えるオーストリアとハンガリーにちなんだアニメーションを、初日限定で山門に投影する特別ライトアップも試行。通り掛かった人たちが歓声を上げて眺めた。

 全体テーマは「共鳴する平和への祈り」。山門の特別ライトアップはクラシック音楽が盛んな両国にちなみ、バレリーナや指揮者の絵、ドイツ語やハンガリー語など4言語で「平和」を意味する文字をレーザー光線で描き出す。

 特別ライトアップを演出するパリ在住の照明デザイナー石井リーサ明理さん(47)は「EU(欧州連合)の統合が揺れているが、平和は大事にしてほしい―との願いを込めた」。総合演出を手掛ける明理さんの母幹子さん(80)は「国際的に発信し、いろいろな方が来るまつりになってほしい」と期待する。

 善光寺では本堂や鐘楼、六地蔵像なども発光ダイオード(LED)で色とりどりにライトアップ。中央通りや長野駅前は切り絵を張った灯(あか)り絵(灯籠)の作品が並ぶ。

 まつりは午後6〜9時(最終日は8時まで)。初日の午後5時半からセレモニーを開く。

写真説明:長野灯明まつりの試験点灯が行われた善光寺の山門。「平和」などの文字が浮かび上がった=5日午後6時42分、長野市(写真上)。今年の演出について話す石井リーサ明理さん(右)と幹子さん

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