中条の日常「元気さ感じて」 長野市内で写真展

2019/02/04 10:04
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 長野市中条日下野(くさがの)地区で暮らす人々や日々の一こまを収めた写真の展覧会「まめったい暮らし」は10日まで、同市新田町の朝陽館荻原書店のギャラリー蔵で開いている。市出身で母方の実家が日下野地区にある小山奈々子さん(44)らが、過疎・高齢化が進む中山間地域の姿を残そうと企画。生き生きとしているお年寄りが多いといい、「元気な働き者」を意味する方言「まめったい」を題名に使った。

 小山さんは幼い頃から日下野を訪れ、成人後に東京へ移ってからも愛着を持っていた。現在は東京と長野市を行き来する。十数年前、友人の写真家服部貴康さん(48)=岐阜県=を誘い、地区内で撮影を始めた。写真を見た地元の滝沢静子さん(81)が、地域の姿を残してほしいと写真集制作を依頼。3人が中心となって写真集を完成させ、記念に展覧会を開くことにした。

 服部さんがフィルムカメラで撮りためた約3千枚から、住民のポートレートなど38枚を展示。干し柿をつるした縁側に腰掛ける女性、神社にしめ縄を飾り付ける男性などが目を引く。お年寄りたちの穏やかな笑顔が印象的だ。

 中条で生まれ20代半ばまで暮らしたという岡沢四郎さん(82)=長野市篠ノ井岡田=は会場を訪れ「子ども時代を思い出して懐かしい。これからも地域が残ってほしい」。小山さんは「地域の持つ元気さ、力強さを感じてほしい」と話している。午前10時〜午後6時。入場無料。

写真説明:長野市中条の暮らしぶりを収めた写真を眺める小山さん

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