壮麗・濃厚、難曲に挑む 長野フィル11日定期演奏会

2019/02/01 11:07
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 ホクト文化ホール(県民文化会館、長野市)を拠点に活動するアマチュアオーケストラ「長野フィルハーモニー管弦楽団」が11日、同ホールで定期演奏会を開く。今回は技術の向上を目指し、曲目の難度を高く設定。壮麗なホルンの響きや、複雑に絡み合う美しい旋律が魅力的なリヒャルト・シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」組曲、濃厚な音色が印象に残るラフマニノフのピアノ協奏曲第2番などのプログラムに挑戦する。

 指揮者には、日本大芸術学部講師の田代詞生(つぎお)さん(62)=東京=を招いた。1月下旬の練習では、幅広い表現力が求められる「ばらの騎士」について、田代さんが「緊張感がもう一歩ほしい」「ほんの少し脱力して、音を柔らかくしたい」などと次々に指示を出した。続いて、ピアノ協奏曲でソリストを務める遠藤志葉(ゆきよ)さんとも音を合わせた。

 長野フィルは1988(昭和63)年に設立した。県内の会社員や公務員、大学生らが参加。毎年2、9月の演奏会を軸に活動し、9月の演奏会では、ウィーンから招いた音楽家と協演している。今回は約90人が出演する。

 田代さんは「ばらの騎士」について「どの楽器も難しいが、やりがいのあるメロディーが多い。絢爛(けんらん)豪華な(演奏者たちの)呼吸を感じてもらえたら」と話した。団長でコントラバスの塩谷幸隆さん(59)=長野市=は「選曲自体がチャレンジング。本番に向け、一生懸命チャレンジしたい」。

 他の曲目は、モーツァルトの歌劇「後宮からの逃走」序曲。午後2時開演。全席自由で、一般1500円、高校生以下500円。問い合わせは同ホール(電話026・226・0008)。

写真説明:田代さん(右端)の指揮で練習に励む長野フィルハーモニー管弦楽団

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