写真展開催の写真家塚原琢哉さん、講演会

2019/01/13 09:50
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 1958(昭和33)年に県南部の遠山郷に暮らす飯田市上村下栗地区の人々を撮影した写真家塚原琢哉さん(81)=東京都=が12日、松本市中央2の信毎メディアガーデンで講演した=写真。開催中の塚原さんの写真展「遥(はる)かなる遠山郷60年前の記憶」に合わせた企画。農村の生活を撮影した当時の思いを語り、来場者約100人が聞き入った。

 大学生だった頃に撮影で滞在した下栗地区について「桃源郷のような風景に感動し、若さの情熱がほとばしって夢中で写真を撮った」と述懐。60年を経て道路整備や少子化が進むといった変化があるが、「(写真を通じて当時の)下栗の人たちの暮らしや文化を未来でも思い出してほしい」と語った。

 東京都調布市の会社員北谷琢也さん(61)は昨年夏、飯田市を訪れた際に見かけた塚原さんの写真集に衝撃を受けたといい「失われつつある風景が残る貴重な写真。講演を聞いて撮った時の気持ちが分かった」と話していた。

 写真展は信毎メディアガーデンで20日まで。入場無料。

写真説明:自身が撮った飯田市上村下栗地区の暮らしについて語る塚原さん

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