心描く銅版画展 上田で山本鼎版画大賞受賞の村上さん

2019/01/12 11:11
ODEK2019011201103101.jpg

 2015年に上田市で開かれた「第6回山本鼎(かなえ)版画大賞展」で大賞を受賞した銅版画家村上早(さき)さん(26)=群馬県高崎市=の作品展「gone girl(ゴーン・ガール)村上早展」が12日、同市天神の市立美術館で始まる。大賞受賞作品をはじめ約150点を展示する。3月17日まで。11日に開かれた内覧会では、村上さんが関係者ら約40人に作品を解説した。

 大賞受賞作品「息もできない」は犬と少女が逆さに落ちる姿を描いた。色版に挑戦した作品「かくす」は、鳥に羽をもらった人物が青色のシートで鳥を隠す様子を描いた。村上さんは「銅版は人の心、傷は心の傷、インクは血と意識している」と解説。「苦しい気持ちを絵に変換することで呼吸ができる感覚がある」と話した。

 同館学芸員の中村美子さん(43)は「銅版画のジャンルを飛び越え、現代アートとして独創的な作品。タイトルと一緒に味わってほしい」と来場を呼び掛けている。

 午前9時〜午後5時(最終入場午後4時半)。火曜休館。一般800円、高校・大学生600円、小中学生400円。

写真説明:山本鼎版画大賞展の大賞受賞作「息もできない」を解説する村上さん

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ