傷あってもおいしいリンゴ 6月ひょう害、小諸の農園

2018/12/27 10:22
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 小諸市御牧ケ原の野元果樹園は25日、6月のひょう害で傷ついたリンゴを市役所玄関で販売した。出荷はできないが「いつもより蜜が入って色もいい」(野元果樹園)という「サンふじ」を約160袋(1袋4キロ)用意。1袋千円の格安価格で販売し、来庁者や市職員が次々と買い求めた。

 家族経営の野元果樹園は、御牧ケ原の計3ヘクタールほどの畑でリンゴを栽培。代表の野元勝也さん(38)によると、6月のひょう害は「中学生の頃からリンゴを見てきたが、ここまで大きな規模は初めて」。8割ほどのリンゴが傷つき、売り上げは例年の半分ほどになる見通しという。

 市は9月、ひょう害で傷ついた市内産リンゴをふるさと納税の返礼品に追加。野元果樹園のリンゴも今月から加わった。今回の販売は、市役所の一角を有料で使用できることを市から聞いたのがきっかけという。野元さんは「農家を助けたい―という思いで買っていただき、ありがたい」と話していた。

写真説明:市役所内で来庁者にリンゴを販売する野元さん(右)

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