コントラバス奏者・黒木さん起用へ 長野市芸術館事業

2018/12/26 10:38

 長野市芸術館は、季節ごとに企画する特徴的な事業を第一線のアーティストが監修する「シーズンプログラム・プロデューサー制」で、来年2、3月の催しにコントラバス奏者の黒木岩寿(いわひさ)さんを起用すると決めた。黒木さんが主宰する楽団のバロック音楽公演と、解説講座がある。同プロデューサー制による事業は、日本を代表するサックス奏者須川展也さんを招くブラス・フェスティバルを来年3月31日に予定しており、2例目。

 黒木さんは東京芸術大大学院を修了し、複数のオーケストラで演奏。現在は東京フィルハーモニー交響楽団の首席奏者。音楽の背景について、作曲家ゆかりの地や音楽史の舞台などを訪ねて調べ、解説する活動にも定評がある。

 芸術館は夏の音楽祭「アートメントNAGANO」で、久石譲芸術監督が最先端の音楽を解説する「ミュージック・フューチャー」を開催。一般的になじみの薄い現代の音楽に対し、幅広い層の来場者があったことから、黒木さんの企画は、この催しを発展させた形と位置付けて開く。

 解説講座は「文化人類学講座」と題し、2月11日午後2時から。黒木さんがクラシック音楽の起源などを話す。バロック音楽の公演は3月10日午後2時からで、演奏する楽団は「ラ・ストラヴァガンツァ東京」。同楽団は「四季」で有名なイタリアの作曲家ビバルディの楽曲を通して自然の情緒を感じようと、古楽の奏法や最新の解釈を採り入れて演奏している。

 問い合わせは市芸術館チケットセンター(電話026・219・3191)へ。

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