触ってみて楽しんで 長野で「触れる美術展」

2018/12/16 09:44
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 県と県信濃美術館(長野市)は16日まで、展示作品を触って質感などを楽しめる「触れる美術展2018」を長野市新田町のギャラリープラザ長野で開いている。陶芸家西村陽平さん(71)=千葉県=と、全盲の美術家光島貴之さん(64)=京都府=の作品を展示。板に数百本のくぎを打って模様を描いた作品や、楕円(だえん)形の陶器に陶片を入れたオブジェなど計13点が並ぶ。

 西村さんは粘土で作った高さ約90センチ、横幅約50センチのオブジェ3種類などを展示。中に電球を入れてあるため、触るとそれぞれ温度が異なったり、耳を近づけると中にあるラジオの音が聞こえたりする。光島さんは点字ブロックやパソコンのキーを板に貼り合わせた作品などを出した。

 2015年から開き、4回目。信濃美術館の木内真由美主任学芸員によると、視覚障害者や支援団体から「作品に触れられる展示会を開いてほしい」との声が寄せられたのを機に始めた。「触れ方によって感じられる新しい発見を楽しんでほしい」としている。午前10時〜午後6時半。入場無料。

写真説明:耳を近づけると音が聞こえる粘土のオブジェなどが並ぶ「触れる美術展2018」

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