上田映劇、掃除で愛着を 普段入れない部屋で…初企画

2018/12/14 10:15
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 上田市中央2の上田映劇は15日、有志で館内の掃除をする「上田映劇おそうじ会」を初めて開く。1917(大正6)年開館の映劇は昨年、6年ぶりに定期上映を復活させたが、常勤スタッフは1人。手入れが行き届かない場所もあり、掃除に参加することで親しみを感じてもらおうと企画した。掃除を手伝うボランティアを募集している。

 館内の掃除は、唯一の常勤スタッフで支配人の長岡俊平さん(26)が主に担当。場内やエントランスといった観客が使う場所はきれいにしているが、空き部屋までは手が回らないのが実情だ。「おそうじ会」で掃除する2階の部屋は、タレントの劇団ひとりさんが原作・脚本・監督を務めた映画「青天の霹靂(へきれき)」(2014年公開)のロケに使われた。机や畳、壁といった当時のセットがそのまま残っているが、現在は使っていない。

 おそうじ会は午前8時からの1時間。掃き掃除や拭き掃除をする。参加者には抽選で10人に、是枝裕和監督が総合監修を務め、5本の短編からなるオムニバス映画「十年 Ten Years Japan」(上映期間は15〜28日)の無料鑑賞券を贈る。

 長岡さんは「普段入れない場所に入れる。裏側を見てもらい、映劇に愛着を持ってもらえれば、うれしい」としている。今後も定期的におそうじ会を開いていくという。

 参加に予約は不要。汚れてもいい服装で、マスクや手袋を持参する。問い合わせは上田映劇(電話0268・22・0269)へ。

写真説明:掃除の対象になる部屋で、「おそうじ会」への参加を呼び掛ける支配人の長岡さん

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